でっかく考えて でっかく儲けろ
◆『大富豪トランプの でっかく考えて、でっかく儲けろ』
(ドナルド・トランプ/ほか 著 徳間書店 1,800円+税):
今週の1冊は、アメリカの不動産王、ドナルド・トランプと、セミナ
ー会社の社長、ビル・ザンカーの共著、
『大富豪トランプの でっかく考えて、でっかく儲けろ』
です。
「最近、なんだか、考え方のスケールが小さくなっているような気がす
るなあ」と感じていた僕の目に、「でっかく考えて、でっかく儲けろ」
という日経新聞の広告が飛び込んできた瞬間、僕は、
「そうだよな。そう」
とつぶやき、すぐに、アマゾンに発注していました。(笑)
その結果、久々に、強いエネルギーを感じる本に出会うことができま
した。
◆でっかく考えて、がむしゃらにやれ(トランプ)
長く、本を読んでいると、ときどき、読みながら、ドキドキしたり、
ワクワクしたり、体の奥底からエネルギーがわいてくるような感じにな
る、パワフルな本に出会います。
だいたい、1年に1冊、あるかないか、という確率です。
「読んでためになった」という本は、たくさんあるのですが、頭がクラ
クラするような、インパクトの強い本は、それほど多くありません。
やはり、エネルギー値の高い本に出会うと、
「本を読んできてよかった!」と、嬉しくなります。
今週の1冊は、まさに、それです。
「でっかく考えて、がむしゃらにやれ」とトランプさんは言います。
一見、当たり前の言葉にも見えますが、これは、彼だからこそ言える、
値千金のアドバイスです。
このアドバイスの価値を、衝撃的なまでに、体で、ハートで感じられ
るかどうか、読者の感性が問われます。
◆トランプ氏のギャラを1時間1億円と決めた後、私は吐いた(ビル)
この本の共著者であるビルさんは、まだ成長途上で、有名ではなかっ
た彼の会社のセミナー講師に、どうしてもトランプ氏を呼びたいと考え、
「1時間100万円でどうか」というところから交渉を始め、ついには、
「1時間1億円」を提示して、OKをもらいました。
そのあと、ビルは、バスルームで本当に吐いた、と書いています。
もちろん、払えるあてのない、1億円というギャラのプレッシャーか
らです。
しかし、その1億円のセミナーが、彼の会社を飛躍的に発展させたの
です。
僕(長谷川)は、この本の、この部分に、いちばん感動しました。
多くの経営者が、同じような判断をして、一気に成功への階段を駆け
上がる経験をしています。
◆賛成できない意見、なじまないアドバイスもあるが…(長谷川)
トランプさんは、実にアグレッシブな方で、人に嫌がらせなどされた
なら10倍にして返せ! 殴られたら、もっと強く殴り返せ! と書いて
います。
個人的に、この考え方には、あまり賛成できませんが、まあ、とにか
く、エネルギッシュな方だなあ、と思うわけです。(笑)
また、結婚するときには、きちんと婚前契約書をつくり、離婚時に、
財産を失わないようにせよ、といった、いかにもアメリカ風のアドバイ
スもあり、日本人には、ちょっと、なじまない部分もあります。
僕にとって、この本は、「久々のヒット!」でしたが、それは、僕が
トランプさんや、ビルさんと同じ起業家だから、響くものがあったから
だと思います。あなたに合うかどうかは、わかりません。
でも、この本が発するエネルギーは、ビジネスマンなら誰でも、感じ
取ることができるのでは、ないでしょうか。
そして、きっと「よし、やるぞ」という元気が出てくるはずです。
◆これは本の「リポビタンD」だ!
今週の1冊、
『大富豪トランプの でっかく考えて、でっかく儲けろ』
は、著者に胸ぐらをつかまれて、
「てめえ、これでも、やる気にならねえのか、おい!」と言われている
ような感じにさえなる(笑)、とてもエネルギッシュな本。
まるで、リポビタンDのような1冊です。
大金持ちならではの、スケールの大きい考え方にもふれることができ、
1,800円+税という値段を超える価値を感じます。
自営業者は必読でしょう。
会社員の方も、ぜひご一読を。
元気と勇気がわいてきます。
◇Book Data◇
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